
租税という言葉のうち、租という漢字は本来、土地への税つまり地租を意味し、税という漢字は作物からの取り立てを意味しているようです。したがって租税という言葉は、いずれも土地からつくられる作物の強制取り立てといった今日的意味での税の意味合いを有していたようです。 所得税とは、広義には所得に課せられる税金のことを指しているのです。この場合には法人税や固定資産税などを含むといえるのです。また狭義には、1月1日から12月31日までの1年間に生じた個人の所得に課税される税金のことを示しているのです。
歴史的には租税は食料の恵みをあたえてくれる神に対するささげものとか、田畑をかしてくれたり安心して仕事や生活ができるように保護してくれたりする寺院や領主に対する貢ぎ物に由来していたと思われているのです。法人税とは、法人の所得金額などを課税標準として課される税金で広義の所得税の一種になっているのです。それが中世になると、交通の要で通行料を徴収したり、市場で商い料を徴収したり、また保護料などの名目で税を徴収したりする領主があらわれるようになったようです。
事業税とは、地方税法に基づいて制定される、法人の行う事業及び個人の行う一定の事業に対して、その事業の事務所又は事業所の所在する道府県が課す税金のことをいうのです。租税は最初のうちは作物での物納が多かったようなのですが、貨幣経済が発達するにつれてお金でおさめられるようになった。それがいわゆる税金なのです。 源泉徴収とは、給与・報酬などの支払者が、給与・報酬などを支払う際にそれから所得税などを差し引いて国などに納付する制度のことなのです。
税の種類を大きくわければ、それを徴収する主体が国であれば国税、地方自治体であれば地方税というのです。しかし税を徴収する主体が国であっても、実際にそれを使用する主体が地方自治体であることも多いようです。たとえば地方交付税や地方譲与税は国が国税として徴収したものの一部を地方自治体に一般財源として譲与し、地方自治体が使用するものなのです。 年末調整とは、給与所得について毎月源泉徴収した所得税の合計額が同年中の給与総額に対する所定税額に比べて過不足が生じる場合に年末の給与支払の際にその支払者が差額を精算することを言いうのです。
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